よくあるご質問

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公図とはどんな図面ですか?

法務局(登記所)に備えられている旧土地台帳付属地図の事です。厳密には明治初期に地券交付にあたり作製された地引絵図、地租改正に際し作られた字限地図です。(和紙製で赤・青・灰色など幾つかの色に塗られ、家の記号・道路幅等にも記されている。)不動産登記法上の法的根拠を有する地図ではありませんが、国土調査(地籍調査)・土地改良・土地区画整理以外はこの図面に勝る図面がないため広く活用されています。

「縄伸び」とはなんですか?

土地登記簿面積よりも実測面積が多いことです。明治初期の測量は縄を使って測っており、強く引けば引くほど縄は伸び実際の距離の目盛より少なく読み取るために起こる原因のひとつです。反対に実測面積が少ないことを縄縮みといい、少ないですが現実にあります。

赤線・青線の意味

旧土地台帳付属地図(公図)に、無番地・無籍地の赤く塗られた長狭物を道路で赤線といいます。同じように青く塗られた長狭物が水路や河で青線と呼ばれどちらも公共用地です。

立会を要求されたら絶対に立会わなければいけませんか?

立会とは、土地境界線についての権利を主張する場でもありますのでお互いに相手の考え方を聞くことから始まるものですからなるべく出席し自分の主張や相手の主張を確認しながら、穏やかに実施することが望ましいです。立会拒否もできますが好ましくないと思います。

隣人が依頼した測量会社の人は、隣人にとって有利に計らうことはありますか?

測量業者は資料の調査・収集・現地状況の把握を行い、境界確定のお手伝いをすることが実務であり、境界を決定するのは地主さんなのです。基本的に公平な立場で対応しなければなりませんし、対応しています。

使用していない土地を有効利用する方法はありますか?

利用目的や土地の制限(調整区域や建築制限等)により大きく変わりますので、一度ご相談ください。

境界線からブロックがはみ出しているのですが撤去の要求はできますか?

できますが、すぐに撤去を要求するのではなく、自分が思っている境界線と思う位置に間違いがないかということから始まりますので、まずは両者で協議することをお勧めいたします。但しこのような場合は専門家を入れて穏やかに実施することが望ましいと思いますので一度お気軽にご相談下さい。